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日々の役立ちそうな発見とか

まともに料理ができなかった筆者が初心者~中級者になるまでの長い道のり

最近ようやく自炊レベルが初心者~
中級者にレベルアップしつつある
筆者がタイトルの通りになるまでの
経緯を備忘録的にまとめてみた。

筆者の場合は自分を厳することで
体得した訳ではなく、恥ずかしながら
上手く自分を甘やかしたり、
ごまかしごましを重ねた末の
習慣付けと、レベルアップの
ためもし、自ら料理を作れる
状態に持っていきたい方は
何か参考になるエピソードが
あれば幸いである。

てんでダメだった学生時代の調理実習

人並み外れて手先が不器用だった
筆者にとってこの頃の料理に
対する良い思い出はほぼなく、
むしろ不器用過ぎてできない
自分が嫌になるほどであった。
料理が身につきはじめるのに
恐ろしく時間がかかったのは
既にここから始まっていた。

結局は家で母親とマイペースに練習

ようやくここで材料を洗う、切る、
味付け、混ぜるなどの基本的な
事を練習する。ただ母親はコテコテ
の本格料理家レベルの腕裁き
の持ち主であったため不器用な
筆者は当然ついて行けずにまたもや
挫折を味わう。
結局身についたのはきゅうりの
輪切り、キャベツのみじん切り
あたりまでだったと思う。

時は流れて社会人に

料理自体をしなくなって随分と
時間が経って社会人になった数年後、
通勤するエリア内にあるかなり
ハイセンスなカフェの存在が
気になりはじめる。

あまりにハイセンスなため一人で
入るのはためらわれるほど。
しかし、一旦勇気を出し入店して
食事をした途端…あまりの味や
食感の美味しさそしてハイセンスな
食器や雑貨を目の当たりにもし、
今後の私の自ら料理をするように
なるスイッチに結び付く事になる。

そうして始まったカフェ&雑貨屋巡り

後からわかったことだが、実は
そのカフェ周辺には他にも
ハイセンスな個人経営のカフェや
飲食店、洒落た雑貨店のある密集地帯
であった。

間もなく職場の友人とあちこち食事
と雑貨巡り、こだわりの食器を
買い集めるなど夢中になっていた。
何よりも楽しんで味や食器を
体得できた事が後々自立の際に
役だったのは言うまでもない。

さらに時間が流れ自立して自炊の比津よを迫られる~初めは料理には程遠い調理にちかかった。

さて、料理をしなくなって記憶が
なくなるほどであったため、
材料を洗って切るところまでは
かろうじて身体が覚えていたが、
それ以外は壊滅的であった。

さらに面倒くさがりと、自立後の
仕事との両立で料理をする気力も
確保ができていなかった。

最初はとにかく野菜を煮るだけで
精一杯でまともな味付けなど
わからず自己流で加えれば
加えるほど食べ物とは思えない
ひどさであった。

当然家族からあまりのまずさに
食べられない食べ物を出してしまう
結果となる始末。

さて、ここから徐々にようやく
料理らしい料理を作るように
なっていくのである。

入口として着手したのは煮物、具だくさんスープ系

市販の分厚い初心者向けの本はどうも
筆者と性に合わず書店の立ち読みの
時点で挫折しかけた。
そこで鍋物やスープをメインに
編集された本からスタート。

意外だったが、そこで基本的な
味付けや材料の組み合わせ方などが
今までのどの方法よりも自然に
身について行けたし、当たり前の
内容であったがようやくまともな
自炊への道が開けた感じがして
嬉しかったのを覚えている。

その時に役に立った2冊bukupe.com

bukupe.com

それから約一年~

そんな感じで始まった自炊ライフも
ここ数日更なる小さな進化を
見せはじめた。

今度はマンネリ化しはじめた。
書店に行って今までの自分なら
手にしそうなワンプレート、
時短レシピ本を見てみても、
料理をやり始めた時のような
ワクワク感を感じることができなかった。

この時点で作れるようになった料理一覧

pecolly.jp


そして自然と目に着くようになったのが、
今度は大量のレシピが掲載
された分厚いムック本だった。
初めてじっくり見てみると今の自分に
しっくりくる理由もすぐにわかった。

そう、基本的な人気のおかずは
いのまにか制覇してしまっていた。
今後はこの大量に掲載された
レシピ群からようやくワクワクしながら
作るようになる。

bukupe.com


結論

人生のうちまともに料理ができない
時間はかなりの割合を占めるが、
それでも本格的に着手してから
初心者抜けの段階に進めるまでに
至れた時間は想像よりも早く、
とても不器用な筆者にしては
頑張っている方だと感じた。

料理をする習慣ができるスピードが
早まったのは筆者の場合は
自炊という必要に迫られる環境に
おかれることで達成となった。

かなり恥ずかしい話にはなったが、
再び冒頭の繰り返しになるが、
この記事をご覧の方で料理の上達(?)
に困っている方に何か一つでも
ヒントとなるアイデアがあれば幸いである。